
年末。「ああ、年末だなあ」みたいなことをきみが分かるのは、何年後くらいなのかなあ。お年玉! みたいなワクワク感は子どものころからあったけど、「年末だなあ」は結構最近かもなあ。とすると30年以上あと、そうすると、おれ還暦越えてる! すげえ! いや、年末でね、いつもより少しのんびりした気持ちで家にいて、いつもよりきみとたくさんの時間を過ごしていて、で、結果としてたどり着くのは「母は最高である」っていうところなんだよね。いや、もちろんきみも最高よ。
あいも変わらず、いや、ちょっとずつ変わってきてはいるんだけど決定的には変わらなかった父のことを我慢強く叱ってくれて、注意してくれて、放置してくれて(主にペットボトルなどのゴミについてです)、さらにちょっとずつ変わることができたように思う。そう、あなたの母はヤバい人です。これは父が母に「ごめんなさいの気持ち」を持っているから、というわけではなくて、客観的に見てヤバい。
きっときみはこれからたくさん「こらー!」って言われるだろうけど、何もかもがきみへの愛がそうさせてるから、それは分かって、いや、分かって、っていっても分からないだろうし、それが分かるのはきみがいつか母になる時になると思うから(そうか、それもきっと30年後くらいか)、それまではみんなでワイワイ喧嘩しながら仲良くやろうね。
来年は、もっといろいろ、良い方に変われるといいなあ。いや、変わるから。がんばります。