仕事がちょっと大変でね。父は、今の会社の今の部署に来るまでは、「もっときつい場所に行って、自分を成長させたい!」って思ってたの。ほんとに成長したかどうかは別として、たくさんの知識と、多様な感性と、たくさんの緊張感と、それ以外にもいろいろなものを体験することが出来たから、きっと、意味はあったんだと思う。で、正直に言うと、きみが来ることを想定していなかったら、これ大変よ。きみが来てみたら、もうしぬほど可愛くて、極論「仕事なんてしてる場合じゃねえ!」って感じなわけ。それは大げさにしても、例えば人生において振り分けられているリソースを家族に、家庭に移動させてもいいのでは、とか、今までだったら絶対に思わないようなこともよく思うようになったりしてるの。まあ、辛い時には人間逃げたくなるもので、逃げたくなる場所があるのは幸せなことだけれども、一方で、歯を食いしばって歩いていくことは、結果がどうあれなんらか自分にとってプラスのフィードバックがある、と信じて歩く、というのが私の人生だから、まあ、もうちょっと、もうちょっとだけ踏ん張ってみようとは思うけど、ね。それにあたって、母にたくさん迷惑をかけてる。具体的なものから抽象的なものまで。だから、まずは、ひとつ決めた。平日、とことん、本当にとことん仕事をしまくって、これから先の週末はぜんぶ、しっかりとOFFにしようと思う(もちろん、休日に仕事が入ったりもするのだけれども。そうしたら代休をちゃんと取る)。よし、まずはそれだ。それ。母のいうことはいつも正しくてびっくりするんだ。だから、これから、死ぬ直前まで、ずっとずっと母と一緒に、もちろんきみともいっしょだけれども、いたいと思う。そう、ここ、きっと正念場だから、がんばる。死なないし。首になってもいくとこあるし。大丈夫。素直に、自分の思うとおりに、勝負すること。それだけ。意外とできるはず。できると思われてるから仕事が来てるわけで、だから、がんばろう。できるのだ、できるからここにいるのだ。